内容説明
アメリカ文学の最高峰、マーク・トウェイン。遺言によって、死後100年間封引されていた口述自伝の全貌が今、明らかに。
目次
自伝への準備原稿と口述筆記(自伝的創作と創作的自伝;最初の企画のいくつか―一八七六年と一八七七年 ほか)
マーク・トウェインの自伝(自伝口述筆記開始―一九〇六年一月;最初のタイプ打ち原稿―タイプ原稿1 ほか)
自伝への準備原稿と口述筆記―一八七〇年~一九〇五年((テネシーの土地)
(ミズーリ州フロリダでの幼年時代) ほか)
マーク・トウェイン自伝(初期の一試行;我が自伝(その気ままな抜粋) ほか)
著者等紹介
トウェイン,マーク[トウェイン,マーク] [Twain,Mark]
1835~1910。本名、サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。アメリカ・ミズーリ州フロリダ生まれ。五男二女の四男。家族で移ったミシシッピ河沿いの町・ハニバルで幼少期を過ごす。長兄が起こした新聞社で働き、印刷工を経て、蒸気船の水先案内人に。その後新聞社の記者となり、1861年に南北戦争が始まるとネヴァダ準州に逃避。ヨーロッパ旅行記が評判になり、全国を講演しながら、多くの小説を書く。1876年の『トム・ソーヤの冒険』は爆発的な人気を博し、『ハックルベリー・フィンの冒険』はヘミングウェイも絶賛。1910年、74歳で死去
和栗了[ワグリリョウ]
1960年、新潟県生まれ。神戸市外国語大学卒業、甲南大学大学院修了。博士(文学)。就実大学教授
市川博彬[イチカワヒロヨシ]
1941年、千葉県生まれ。東京教育大学卒業、東京都立大学大学院修了。島根大学名誉教授
永原誠[ナガワラマコト]
1927年、広島県生まれ。京都大学卒業。立命館大学名誉教授
山本祐子[ヤマモトユウコ]
1969年、大阪府生まれ。神戸女子大学卒業、神戸女子大学院修了。神戸女子大学非常勤講師
浜本隆三[ハマモトリュウゾウ]
1979年大阪府生まれ。同志社大学大学院博士後期課程在籍。徳島文理大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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